■3月28日
昨日、昼のZIP FM を聞いていました。進行のジェームズが、花粉症の注射をしてきた!めちゃくちゃ良く効く!一回の注射でワンシーズンOKだ!皆も行くと良いですよ!って言っていたけど。あれは間違いなくストロングタイプで長期作用型のステロイドですよ。獣医でも難治性の皮膚病に使用するグループが有って、副作用が甚だしいです。自分も花粉症が酷くて、注射してもらいに行きましたが止めた経緯が有りますので。皆さんは止めた方が良いですよ!今年に非常に素晴らしい花粉症の薬に出会いました。今までの苦痛はなんだったのか?全く普通に生活できます。鼻水、くしゃみ、鼻ずまりサヨナラ~状態です。
犬緑内障!現在の獣医医療では、視力を維持することは不可能に近いです。最終的には、義眼手術あるいは最悪は眼球摘出術が行われています。今回新しい治療法が発表され、その方法を獣医眼科界の神様にご教授頂きました。昨日に眼球摘出術の日程も決まっていた2症例に行う機会に恵まれました。義眼は、生涯角膜保護剤の点眼が必要となりますし、眼球摘出は腫瘍以外では避けたいです。まだまだ国内での症例は少ないですが、革命的です。
今回9月17日に < 獣医療にオゾンを生かす > と言う専門書が発刊されました。オゾン療法の第一人者と共に、著者として名前を連ねました。眼科症例に紹介しました 。
獣医皮膚科学会に採択された論文中に使用した症例写真が、学会の会誌(獣医臨床皮膚科)Vol。21 No。1で表紙を飾りました!年4回発行されるため、年4人しかチャンスはありません。光栄の極みです。皮膚科学会に所属している獣医の人数(2000)から考えると本当に凄い事です。
今回非常に貴重な皮膚科症例に巡り合いました。報告されているものでは、世界で13例目、日本で2例目、犬種別では世界初です。論文として採択されましたので、世界に向けて発信されます。見逃してしまいそうなものですが、アンテナを張り巡らしていたおかげと自負しています。今後もより繊細な診療を心がけます!
今回、専門性の高いスペシャルドクター(皮膚科)全国10名に選出されました!発刊されましたので、ご紹介させていただきます!皮膚科症例に紹介してあります。
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