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日本獣医皮膚科学会認定医
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皮膚糸状菌症

側腹部に脱毛と痂皮の形成を認めた。

初診時における側腹部の所見

初診時における側腹部の所見

近医にてステロイドによる治療を、2ヶ月近く受けていた。病変の拡大と脱毛・痂皮形成が著しくなり、受診となった。

矢印

検査所見

初診時における側腹部の所見

上は、特殊なライトを当てている。光って見える毛は、糸状菌が増殖して感染している。下は、培養シャーレでの糸状菌の増殖の様子である。一般的な真菌叢の一部では無い為、その菌が分離されるということは活動的な感染があるか、被毛上に病原体が機械的に付着したことを示唆している。舐める事により胞子は急速に全身に拡がる。培養し菌を特定する事なしに治療する事は、絶対にしてはいけない。臨床所見は非常に変化に富み、根絶する事が難しく、人畜共通感染症の危険性を持っている。

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