PART59と見間違う症例。左側口唇、歯肉部に形成された腫瘍である。約4カ月前から3箇所の○○動物医療センターと言う施設にて治療を受けていた。徐々に病巣は拡大し採食も不可能な状態であった。3か所目の○○動物医療センターでは、週に1回、計4回の放射線治療を受けていた。との事でした。しかしながら、その痕跡は認められず!本当に放射線治療したの?体力もギリギリであり、局所麻酔にてレーザー治療を開始した。
初診時の肉眼所見
巨大化した腫瘍により、左目はふさがれている。病巣から滲出する体液が付着し悪臭を放っていた。
初診時の肉眼所見
口腔内上顎にも病巣は拡大している。
レーザー治療を開始前の色素剤の塗布
色素剤にレーザーが集まる特性を生かした治療法である。眼球防護メガネをかけている。
レーザー治療直後の所見
その体積は四分の一以下にする事が出来た。しかしながら、体力はギリギリであり50%の治療しか出来ずに1回目は終了した。
レーザー治療直後の口腔内の所見
レーザー治療により血流は遮断され、色調は収まっている。
約2週間後の所見
腫瘍が収縮して更に小さくなっている。この時点で採食は、可能となっていた。
約2週間後の口腔内の所見
同病巣の上皮化が認められ、収縮している。 残念ながら、2回目のレーザー治療前に死亡した。もっと早ければと悔やまれる症例であった。


